リプサリスは、細長い茎がユニークに垂れ下がる姿が魅力的な植物です。サボテンの仲間ですが、砂漠ではなく熱帯雨林の木の上で育つ「森林性サボテン」という珍しい種類。そのため、一般的なサボテンと同じように育てると、すぐに枯れてしまうこともあります。
この記事では、リプサリスを枯らさずに元気に育てるための季節ごとのコツや、初心者でも失敗しない増やし方を分かりやすくお伝えします。コツさえつかめば、どんどん枝分かれして見事な姿に育ってくれますよ。お気に入りのリプサリスを長く楽しむためのヒントを一緒に見ていきましょう。
季節に合わせてリプサリスを育てる基本的なコツ
リプサリスが元気に育つかどうかは、日本の四季に合わせたお世話ができるかどうかにかかっています。砂漠のサボテンとは違い、実は極端な乾燥や強い日差しが少し苦手な性質を持っているからです。
春と秋に成長を促す管理
春と秋はリプサリスにとって最も過ごしやすい季節です。気温が20度から30度の間になると、新しい茎がぐんぐん伸びてくる成長期に入ります。この時期は、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えてください。
屋外で育てる場合は、直射日光が当たらない明るい日陰に置くのがベストです。風通しが良い場所を好むので、ベランダの棚の上などに置くと元気に育ちます。もし肥料をあげるなら、この時期に薄めた液体肥料を2週間に1回ほど与えると、茎に厚みが出てしっかりとした株になります。
- 気温が20度を超えたら屋外の明るい日陰へ出す
- 土が乾いたらたっぷりと水やりをする
- 2週間に1回、薄めた液体肥料で栄養を補う
夏の暑さと蒸れから守る対策
夏のリプサリス栽培で一番怖いのは、強い日差しによる「葉焼け」と、高温多湿による「蒸れ」です。日本の夏は日差しが強すぎるため、直射日光に当たると緑色の茎が茶色く変色して枯れてしまいます。遮光ネットを使ったり、レースのカーテン越しに光が当たる涼しい場所に移動させたりしてください。
また、夜になっても気温が下がらない熱帯夜は、水やりを控えるのが無難です。土が湿った状態で高温になると、鉢の中がサウナのような状態になり、根っこが腐ってしまう原因になります。夕方以降の涼しい時間に、霧吹きでシュッと枝葉を濡らす「葉水」をしてあげると、温度が下がってリプサリスも喜びますよ。
- 50%程度の遮光をするか、明るい室内へ避難させる
- 日中の水やりを避け、涼しい夕方に葉水を行う
- サーキュレーターを回して空気が淀まないようにする
冬の寒さをしのぐ室内の置き場所
リプサリスは寒さに弱いため、気温が10度を下回るようになったら必ず室内に入れてあげてください。最低でも5度から10度以上の室温を保つのが、冬越しの条件です。窓際は夜になると急激に冷え込むので、夜間は部屋の真ん中あたりに移動させてあげると安心です。
冬の間はリプサリスが休眠状態に入るため、成長が止まります。この時期に水をあげすぎるとすぐに根腐れしてしまうので、水やりは月に1回から2回程度、土が完全に乾ききってから数日後に行うくらいで十分です。暖房の風が直接当たると乾燥しすぎて枯れてしまうため、置き場所には注意してくださいね。
- 気温が10度を切る前に室内へ取り込む
- 夜間の窓際は冷えるため、部屋の中央へ移動させる
- 水やりを月1回〜2回に減らし、乾燥気味に保つ
サボテンの仲間を上手に増やすための適した時期
リプサリスは「挿し木」という方法で、誰でも簡単に増やすことができます。ただし、いつでも良いわけではなく、リプサリスが「やる気」になっている時期を見計らうのが成功の秘訣です。
4月から6月の暖かい頃がベスト
リプサリスを増やすのに最もおすすめなのは、4月から6月の暖かい時期です。この時期は植物自体の生命力が強く、カットした茎から根っこが出てくるスピードが非常に早いです。気温が安定しているため、親株へのダメージも最小限に抑えられます。
この時期に挿し木を始めると、夏が来る前にはしっかりと根が張り、新しい環境に慣れることができます。湿度も適度にあるため、切り口が乾きすぎる心配も少なく、初心者の方でも失敗しにくいのが特徴です。もし株が大きくなりすぎて形を整えたいと思っているなら、このタイミングでカットして増やしてみましょう。
- 最高気温が20度前後の安定した日を選ぶ
- 湿度がある時期なので根が出やすい
- 梅雨入り前に作業を終えると管理が楽になる
9月から10月の落ち着いた気候を狙う
春のタイミングを逃してしまった場合は、秋の9月から10月もチャンスです。夏の厳しい暑さが和らぎ、リプサリスが再び成長を始めるこの時期も、挿し木に適しています。秋に増やすメリットは、冬の休眠期に入る前に少しだけ根を育てて、静かに冬を越させる準備ができることです。
ただし、秋は日が短くなるのが早いため、春に比べると成長のスピードはややゆっくりになります。11月に入って寒くなってくると根が出にくくなるので、なるべく早めの時期に作業を済ませるのがコツです。秋風が心地よいと感じる時期になったら、増やし作業を始めてみてください。
- 暑さが落ち着いた9月中旬以降が狙い目
- 冬が来る前に根を落ち着かせることが重要
- 春よりは成長が緩やかなので、じっくり見守る
増やすのを避けるべき真夏と真冬
リプサリスを増やす際に、絶対に避けてほしいのが真夏と真冬です。30度を超える真夏は、カットした茎の切り口から雑菌が入りやすく、根が出る前に腐ってしまうことがほとんどです。人間と同じで、リプサリスも暑すぎるとバテてしまい、新しい根を作る体力が残っていません。
また、5度を下回るような真冬も避けましょう。寒い時期はリプサリスが眠っている状態なので、茎をカットしても根っこは出てきません。そのまま枯れてしまう可能性が非常に高いため、寒い時期は増やすのを我慢して、春が来るのを待つのが正解です。植物のサイクルに合わせて作業をすることが、一番の近道になります。
- 30度を超える時期は腐敗のリスクが高い
- 10度以下の時期は休眠中で根が出ない
- 無理に作業せず、最適な季節まで待つ
失敗しないリプサリスを増やす方法と手順
リプサリスを増やす方法はとてもシンプルですが、いくつかの「守るべきルール」があります。これを守るだけで、成功率はぐんと上がりますよ。
清潔なハサミで茎をカットする
まずは、増やすための茎を選びます。シワシワになった古い茎ではなく、ツヤがあって元気な若い茎を選んでください。カットする長さは5cmから10cm程度が扱いやすくておすすめです。このとき、使うハサミは必ずライターの火で炙ったり、アルコールで拭いたりして消毒した清潔なものを使ってください。
汚れたハサミを使うと、切り口からバイ菌が入ってしまい、そこから腐ってしまうことがあります。リプサリスの茎は節(ふし)があるものが多いので、その節の少し下でカットすると、後の作業がスムーズになります。元気な茎を清潔な道具で切ることが、最初の重要なステップです。
- 5cm〜10cmほどの元気な茎を選ぶ
- ハサミは必ずアルコールなどで消毒する
- 節のすぐ下を狙って丁寧にカットする
切り口を数日間乾燥させて根腐れを防ぐ
ここがリプサリスを増やす上で一番大切なポイントです。カットした茎を、そのままいきなり土に植えてはいけません。切り口が湿ったまま土に埋めると、そこから水分を吸いすぎて腐ってしまいます。カットした茎は、直射日光の当たらない風通しの良い場所で、1日から2日ほど転がしておいてください。
切り口がしっかり乾燥して、かさぶたのような状態になれば準備完了です。「水がないと枯れちゃうかも」と心配になるかもしれませんが、サボテンの仲間であるリプサリスは茎の中に水分を蓄えているので、数日放置したくらいでは枯れません。切り口をしっかり乾かすことが、根腐れを防ぐ最大の防御策になります。
- 直射日光の当たらない明るい日陰で干す
- 1〜2日ほど放置して切り口を乾燥させる
- 切り口が乾いて白っぽくなったら植え時
新しい土に植えてから根が出るまでの管理
切り口が乾いたら、いよいよ土に植えます。小さな鉢に新しい土を用意し、茎を2cmほど挿してください。このとき、植えた直後に水をあげたい気持ちになりますが、ぐっと堪えましょう。植えてから数日間は水を与えず、明るい日陰でそっとしておきます。
1週間ほど経ってから、霧吹きで土の表面を湿らせる程度に水やりを始めます。新しい根が出るまでは、直射日光や強い風に当てないように注意してください。1ヶ月もすれば、茎を軽く引っ張ったときに手応えを感じるようになります。それが根っこが張った証拠です。
- 植え付け直後の水やりは控える
- 1週間後から少しずつ水やりを開始する
- 根が張るまで明るい日陰で安静にさせる
季節ごとに意識したい水やりの具体的な方法
リプサリスを枯らす原因の多くは、実は「水のあげすぎ」です。土の状態をよく観察して、リプサリスが水を欲しがっているサインを読み取りましょう。
土の表面が乾いたタイミングで見極める
水やりの基本は、鉢の土の表面を触ってみて、サラサラに乾いていることを確認してから行うことです。中まで乾いているか不安なときは、割り箸を土に刺してみて、湿った土がついてこなければ水やりのタイミングです。水をあげるときは、鉢の底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。
鉢の中に古い空気が溜まると根っこが窒息してしまうので、たっぷりの水で古い空気を押し出し、新しい酸素を根に届けてあげるイメージで行います。ただし、鉢皿に溜まった水は必ず捨ててください。水が溜まったままだと根腐れの原因になります。「乾いたらたっぷりと」のメリハリが大切です。
- 指や割り箸を使って土の乾燥具合を確かめる
- 鉢底から水が出るまで一気にかける
- 鉢皿の水は必ず捨てて清潔に保つ
霧吹きを使った葉水で湿度を補う
リプサリスは熱帯雨林の湿った空気が大好きです。そのため、土への水やりとは別に、霧吹きで枝葉に水をかけてあげる「葉水(はみず)」が非常に効果的です。特に冬の暖房で空気が乾燥しているときや、夏の暑い時期には、毎日でも葉水をしてあげるとツヤツヤとした健康な茎を保てます。
葉水にはもうひとつ嬉しい効果があります。それは、乾燥を好む「ハダニ」などの害虫を防げることです。茎の裏側までしっかり濡らすように霧を吹いてあげると、害虫がつきにくい環境を作れます。毎日1回の葉水を習慣にするだけで、リプサリスの見た目は見違えるほど良くなります。
- 毎日1回、霧吹きで茎全体を濡らす
- 乾燥から守り、ツヤを維持する
- 害虫がつくのを防ぐ予防策になる
冬の間は回数を極端に減らして休ませる
冬のリプサリスは、ほとんど水を必要としません。気温が下がると植物の活動がスローになり、吸い上げる水の量も激減するからです。この時期に夏と同じペースで水をあげると、使いきれなかった水が鉢の中で腐り、根を傷めてしまいます。
目安としては、月に1回から2回、土が完全に乾いてからさらに数日待ってからあげる程度で十分です。もし、寒さで茎が少しシワっとしてきても、慌てて大量の水をあげないでください。少しのシワなら、暖かい日の午前中に軽い葉水をするだけで回復することが多いです。冬は「放置気味」にするのが、上手に越冬させるコツです。
- 月1〜2回を目安に、乾燥気味に育てる
- 水やりをするなら暖かい日の午前中に行う
- 茎のシワは葉水で様子を見る
リプサリスを室内で元気に育てる置き場所
「どこに置くか」は、どんな肥料をあげるかよりもずっと重要です。リプサリスが心地よいと感じる特等席を見つけてあげましょう。
レースのカーテン越しの柔らかい光
リプサリスは、直射日光に当たるとすぐに日焼けして色が抜けてしまいます。理想的なのは、太陽の光が直接当たらない「明るい日陰」です。室内の場合は、南向きや東向きの窓辺で、レースのカーテンを1枚挟んだくらいの光が届く場所がベストです。
もし場所が少し暗すぎるかなと感じたら、1週間のうち数日だけ明るい場所に移動させて日光浴をさせてあげてください。光が足りないと、茎が細長くひょろひょろと伸びてしまう「徒長(とちょう)」が起きてしまいます。柔らかい光をたっぷり浴びせることが、丈夫な株に育てるポイントです。
- レースのカーテンで直射日光を遮る
- 明るい日陰を定位置にする
- 光不足で茎が細くならないよう調整する
風通しの良い窓際で空気を循環させる
リプサリスが最も嫌うのは、空気がよどんだジメジメした環境です。もともと木の上で風に吹かれて暮らしている植物なので、常に新鮮な空気が流れている場所を好みます。窓を閉め切った部屋の隅などは、湿気がこもってカビや病気の原因になりやすいので避けましょう。
窓を開けて換気ができる場所が理想ですが、難しい場合はサーキュレーターや扇風機を使って、部屋の空気を動かしてあげるだけでも効果があります。直接風を当て続けるのではなく、部屋全体の空気が回るように工夫してみてください。風通しを確保することが、リプサリスを健康に保つ秘訣です。
- 窓を開けて定期的に空気を入れ替える
- 空気がこもりやすい部屋の隅には置かない
- サーキュレーターを活用して微風を送る
エアコンの風が直接当たらない位置の工夫
室内で育てる際に一番注意したいのがエアコンの風です。夏でも冬でも、エアコンから出る乾燥した風がリプサリスに直接当たると、あっという間に茎が乾燥して枯れ込んでしまいます。冷えすぎや温めすぎよりも、「乾燥しすぎ」が命取りになるのです。
エアコンをつけているときは、風向きを調整するか、風の通り道から外れた場所にリプサリスを移動させてください。もしどうしても場所が確保できない場合は、周りに他の観葉植物を並べて置くと、植物同士の蒸散作用で少しだけ湿度が保たれやすくなります。エアコンの風を直接当てないように、細心の注意を払いましょう。
- エアコンの吹き出し口の延長線上に置かない
- 風が当たる場所なら、仕切りなどでガードする
- 他の植物と一緒に置いて湿度を安定させる
サボテンの仲間が好む土と鉢の選び方
リプサリスが元気に根を張れるかどうかは、足元の環境にかかっています。水はけが良く、空気が通りやすい土と鉢を選んであげましょう。
根腐れを防ぐ水はけの良い配合
リプサリスの土に迷ったら、水はけの良さを最優先に考えましょう。自分でブレンドするなら、以下の割合がおすすめです。
| 材料名 | 配合比率 | 特徴 |
| 赤玉土(小粒) | 5 | 基本となる土。水持ちと排水のバランスが良い。 |
| 鹿沼土(小粒) | 2 | 通気性が良く、土を酸性に保つ。 |
| 腐葉土 | 3 | 栄養分と適度な保水力を与える。 |
もし自分で混ぜるのが大変なら、市販の「観葉植物の土」に「サボテン・多肉植物の土」を半分くらい混ぜるだけでも、ぐんと水はけが良くなって育てやすくなります。重たくていつまでも乾かない土は避け、サラッとした軽い土を目指してください。
- 赤玉土をベースに、通気性を高める工夫をする
- 市販の土を使うなら「多肉植物用」を混ぜる
- 水やり後にすぐ乾くような土が理想
通気性の良い素焼き鉢と軽いプラスチック鉢
鉢の素材選びも重要です。水やりの管理が苦手で、ついつい水をあげすぎてしまうという方には「素焼き鉢(テラコッタ)」がおすすめです。鉢自体が呼吸をしているので、土が乾きやすく根腐れを防いでくれます。
一方で、ハンギング(吊るす)を楽しみたいなら軽い「プラスチック鉢」が便利です。プラスチック鉢は水が乾きにくい性質があるため、土をより水はけの良いものに変えるなどしてバランスをとると良いでしょう。自分の管理スタイルに合わせた鉢を選ぶことが、長く付き合うコツになります。
- 水やりをしがちな人は「素焼き鉢」を選ぶ
- 吊るして飾るなら軽い「プラスチック鉢」にする
- 鉢の底には必ず大きな穴が開いているものを選ぶ
吊るして飾るためのハンギングバスケット
リプサリスの最大の魅力は、長く垂れ下がる茎です。この魅力を活かすには、天井やカーテンレールから吊るして育てる「ハンギング」が一番。地面に置くよりも風通しが良くなり、リプサリスにとっても自然に近い環境になります。
ハンギングにする際は、ココヤシのファイバーを敷いたワイヤーバスケットを使うと、さらに通気性が増して元気に育ちます。ただし、高い場所に吊るすと部屋の上の方に溜まった暖かい空気で乾燥しやすくなるので、こまめな葉水を忘れないようにしてくださいね。吊るして風を感じさせることが、リプサリスにとって最高の贅沢です。
- ココヤシファイバーのバスケットで通気性を確保
- 高い場所は乾燥しやすいため、葉水をこまめに行う
- 下向きに伸びる性質を活かして美しく見せる
上手にリプサリスを育てるためのトラブル対策
育てていると、どうしても「元気がないな」と感じる日が出てきます。そんなときのチェックポイントをまとめました。
葉がシワシワになった時のチェック項目
リプサリスの茎がシワシワになったとき、原因は大きく分けて2つあります。1つは単なる「水不足」、もう1つは逆に「根腐れ」で水が吸えなくなっている状態です。まずは土を触ってみてください。カラカラに乾いているなら、たっぷり水をあげて数日様子を見れば、元のツヤが戻ります。
もし、土が湿っているのにシワシワなら、残念ながら根腐れの可能性が高いです。その場合は、一度鉢から抜いて黒ずんだ根っこを取り除き、新しい土に植え替える必要があります。シワの原因が「乾燥」か「根腐れ」かを正しく見極めることが、復活への第一歩です。
- 土が乾いているならたっぷりと水を与える
- 土が湿っているなら根の状態を確認する
- 深刻な根腐れなら、元気な部分を切って挿し木にする
白い粉のような虫を見つけた時の退治
リプサリスの茎の節などに、白い綿のような粉のようなものがついていたら、それは「コナカイガラムシ」かもしれません。空気が乾燥すると発生しやすい害虫で、放っておくとリプサリスの栄養を吸い取って弱らせてしまいます。
見つけたら、まずは歯ブラシなどで優しくこすり落としてください。数が多い場合は、市販の薬剤(オルトランなど)を撒いたり、カイガラムシ専用のスプレーを使ったりして退治しましょう。日頃から葉水をして乾燥を防ぐことが、最大の予防になります。
- 見つけ次第、物理的に取り除く
- 市販のスプレー剤でしっかり殺虫する
- 予防のために毎日霧吹きで葉水を行う
根詰まりを解消する植え替えのタイミング
リプサリスを2年くらい同じ鉢で育てていると、鉢の中が根っこでいっぱいになる「根詰まり」を起こします。鉢の底から根が出てきたり、水がなかなか土に染み込まなくなったりしたら、植え替えのサインです。
植え替えの時期は、増やし時と同じ4月から6月が最適です。一回り大きな鉢に、新しい土を入れて植え替えてあげましょう。このとき、古い土を半分くらい落として、痛んだ根をカットしてあげると、リプサリスが若返って再び勢いよく成長し始めます。2年に1度の植え替えで、リプサリスに新しい息吹を吹き込んであげましょう。
- 2年に1回を目安に一回り大きな鉢へ変える
- 植え替え適期は春の暖かい時期に行う
- 古い根を整理して、成長のスペースを作る
まとめ:リプサリスを季節に合わせて元気に育てる
リプサリスは、コツさえつかめば驚くほど丈夫で、長く寄り添ってくれる植物です。最後に、この記事でお伝えした大切なポイントを振り返りましょう。
- 春と秋の成長期にしっかり水をあげて育てる。
- 夏は直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所へ置く。
- 冬は10度以上の室内に入れ、水やりを月1回〜2回に控える。
- 増やすなら4月〜6月の暖かい時期に、切り口を乾かしてから挿し木する。
- 毎日の葉水で湿度を保ち、害虫から守ってあげる。
- 水はけの良い土と鉢を選び、2年に1回は植え替えをする。
リプサリスは、あなたの愛情に応えてユニークな姿を見せてくれます。まずは今の季節に合ったお手入れから始めてみてください。あなたの部屋に、素敵なリプサリスの緑が溢れることを応援しています。